またNext.js v10.0.5以前ではpackage.jsonのresolutionsプロパティーにwebpack v5を追加するとwebpack v5が内部的に使われるようになっていましたがNext.js v10.0.6からnext.config.jsに
module.exports = {
// ...
future: {
webpack5: true
}
// ...
}
のように future: { webpack5: true } を追加させることによってwebpack v5が使われるようになります。これまでpackage.jsonのresolutionsプロパティーにwebpack v5を追加していた場合には修正が必要となるのでご注意ください。
私感ではあるのですがあまりにも大きな変更であるためパッチリリースでこのような変更をやめてもらいたかったという思いがあります。
webpack v5の切り替えが容易になっていたりyarn install時の時間短縮にも繋がるのでメリットある変更だとは思うのですが多くのプロダクトに影響が出てしまうのではないでしょうか。webpackプラグインを使っていない場合にはほとんど影響がないとはいえ使わざるを得ないプロダクトも多いのではないかと思います。
Next.jsには大変お世話になっている身でありながらこうしたことを言うのは大変恐縮ではあるのですが、こうした大きな変更はメジャーリリース以外ではやらないでもらいたかったです。